STEP5 残代金の受領・物件の引渡しに関するQ&A

Q不動産を売却しやすい時期や季節はあるの?

A.より多くの家探しをしている人の目に触れやすい季節・・・
賃貸の場合だと、入学シーズンや転勤などがある春先が多くの取引があるのでわかり易いですね。しかしながら売却の場合だと、一人暮らしの学生などは対象外になってきます。そして、「子どもが生まれたから」「結婚を機に・・・」といったご家族がお家のご購入を考えている場合が多いように思います。ですから、 売却は賃貸よりは時期や季節に左右されづらいと思います。あえて言うなら入学シーズンや転勤などを控えて、前もってお家探しをされている方が多い年末から3月にかけてではないでしょうか。

Q「売却」が先?それとも「購入」が先?

A.お客様のローンの残債額、購入資金の状況により異なります。
「売却」「購入」どちらが先でも出来ますが、どちらを先にするかはお客様の残債額や購入資金の状況により異なりますので、それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上でお決めになるのをお勧めします。「売却」が先の場合だと、売却活動を余裕をもって進められる、売却資金を購入資金に充てることができる、といったメリットがありますが、売却後に新居を見つけてお引渡しを受けるまでの仮住まいが必要となる場合がある、といったデメリットもあります。「購入」を先にすると、希望条件に合った物件をじっくり探せるというメリット、新居の決済日(お引渡し日)までに売却できずに二重ローンになる場合があるというデメリットがあります。

Q優遇税制にはどんなものがあるの?

A.住宅ローンを使う場合
2017年までに住宅ローンを使って一定の要件を満たすマイホームを取得(居住)した場合、各年末の住宅ローン残高(上限4,000万円)の1% が10年間に渡って所得税より軽減されます。また、控除しきれない場合は所得税の課税総所得の7%、最大136,500円を限度に控除されます。さらに、耐久性や耐震性、省エネ性能などに優れた「認定長期優良住宅」の場合には上限額が上がる場合もあります。

Q買い替え用のローンって、どんなもの?

A.買い替えローンとは・・・
現在住んでいるマイホームを売却して、新しいマイホームを購入する場合に利用する住宅ローンです。現在の住宅ローンを一括で完済し、新たに住宅ローンを組みなおすことをいいます。買い替えローンのメリットは、低金利の住宅ローンへ借り換えると同時に新しい住宅に住めるという点ですが、地価の下落局面では売却損が発生するというデメリットもあります。

Qローン残債が多いと買い替えはムリ?

A.「買い替えローン」を検討されてみてはいかがでしょうか。
これまでは、現在のマイホームの売却収入でローンが完済できないときは、その不足分を返す返済資金を工面する必要がりました(抵当権を抹消する必要があるため)。しかし最近は売却収入を充てても返済しきれないローン残高を上乗せして融資する「買い替えローン」(「住み替えローン」という銀行もあります)を扱う銀行もあります。どうぞ諦めないでご相談ください!

Q不動産の売却にも税金はかかる?

A.かかる場合とかからない場合があります。
売却により得られた利益に対して所得税と住民税が課されます。不動産の売却価格から不動産の取得に要した費用と売却に要した費用を引いたものが、利益として扱われます。これを譲渡益といいます。この利益に税率をかけたものが税額になりますので、利益が出なければ税金は課されません。具体的な税額等は資金計画を無料で作成しておりますので、お申し付け下さい。

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