STEP2 不動産会社に仲介を依頼する(媒介契約を結ぶ/売出価格の設定)に関するQ&A

Q不動産の売却を依頼する際の契約にはどんなものがある?

A.3種類の中から選択できます。
不動産会社との間で結ぶ媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があります。「専属専任媒介契約」とは不動産会社一社 のみに売却を依頼し「買主の自己発見取引は不可」という制限があるものなので、「専任媒介契約」(一社のみに依頼し、自己発見取引可能)か「一般媒介契 約」(複数の会社に依頼)かのどちらかを選択するのが一般的なように思います。そして「専任媒介契約」は‘窓口が一つなので情報整理が容易、仲介業者が 積極的に広告等の販売活動をしやすい’、「一般媒介契約」は買主様を探す窓口が広くなる複数の会社から情報を得られるなど、それぞれメリットがあります。

Q近所に内緒で売却することはできる?

A.もちろん可能です!
広告等は売主様の許可がなければ行いません。居住しながらご売却される時など、ご近所に知られたくないからインターネット広告やチラシでの広告を控えてほしいという方は少なからずいらっしゃいます。または、お家の外観写真を掲載しない、住所の地番まで掲載しない、といったケースバイケースで対応させて頂く ことも可能ですので、売却する際にご希望を担当営業にお申し付けください。

Q売却価格は途中で自由に変更できる?

A.できます!
売却活動中に、売却価格を変更することはもちろん可能です。素早く既に広告されている価格の変更をします。ただし・・・途中から金額を値下げするのではなく、値上げする場合は買主様からの印象は非常に悪くなりますので、極力避けたほうがいいと思います。

Q査定価格より高く設定しても売れる?

A.タイミングによって売れる場合も・・・
所有する不動産を少しでも高く売りたいのは誰でも考えます。査定価格は周辺の相場や事例などを元に、適正と思われる価格を算出したものですが、売却価格は 最終的には売主様ご自身で決めていただくこととなります。確かに、査定価格より高めで売り出して、とても気に入ったのでどうしても欲しいとか、転勤など急な引越しを考えている、など買主様のさまざまな理由で、タイミングが合えばスムーズに売れることもありえることです。ただ、査定価格を大きく上回る金額で 売却活動をはじめたために、長期間売れず、結局査定よりも低い金額で売るしかないなど、リスクになる場合もありますので、よく相談してから決めていくことをお勧めします。

Q不動産会社を通さず、自分で売却するのは可能?

A.可能ですが、不安な点も・・・
反復継続して販売したり、宅地建物取引業法に抵触しない範囲であれば個人間売買は可能です。しかし、個人で売却する場合には手間もリスクが付きまといます。ご自分で売買契約書の作成や、売却後に買主様から物件の隠れた瑕疵や重要事項の説明につきて訴求されないよう、売却物件の調査(道路や法令上の制限の該当箇 所など)をする必要があります。さらに売却後の不動産取得税・固定資産税などの税金に関する説明も買主様にするので、ある程度の知識も必要となってきます。このくらいの手間やリスクを考えると、私たち不動産業者にご相談頂いたほうが不安も少ないかと思います。

お問い合わせ